ふだんの街中移動には自転車を使っています。当初はごく近所だけでしたが、今は30分~1時間くらいの距離のところはたいてい自転車(ロードバイク)で出かけるようになりました。
もともとはバイク乗り(今も)なんですが、都内はここ数年の取り締まりの強化もあり、前もって駐車場所の見当をつけておかないと、ちょっとした買い物もできなくなってしまいました。
もちろん自転車でもどこでも駐車できるわけではないですが、大きな駅前ならバイクより駐輪場がある可能性は高いですし、30分乃至2時間くらいの無料枠のあるところも多いです。
夜暗くなってから車道を走行することも多いので、テールランプとしてFibre Flareという製品をつかています。
透明チューブ部分の上下に電池とLEDが仕込んであり、点灯すると透明チューブ全体が光るように見えるので、周囲から視認できる範囲が広くて気に入っています。
右端のゴムカバーにスイッチが隠れてます |
このLEDランプ、スイッチを押すたびに、点灯→点滅→消灯とモードが切り替わるのですが、最近点滅がどうも不調になってきました。
ついたり点かなかったり、点いてもとても暗かったり。
チューブをひねってストレスをかけると直ったりしますが、走行後に気がつくと消えてるときもあります。
完全に壊れたわけではなく、症状からすると接触不良っぽいので直るかどうか、分解してみることにしました。
透明チューブと上下のユニットは細い金属ピンで連結されているので、押し出して抜きます。
片側にはぬけ止めのローレットが切ってあるので、抜く方向に注意したほうがよさそう。
赤いプラスチックの左端にぬけ止めピン |
基板を指で押して軽く曲げストレスをかけると、ちゃんと点滅するようになります。
押す位置をあちこち変えてみたところ、モールド部分ではなく、表面実装部品のどこかに半田クラックがあるようです。
樹脂モールドの下に全体を制御するICが隠れています |
3端子のチップ部品はマーキングからgoogle検索したところ、どうやらPNPトランジスタと判明。
2つのトランジスタがそれぞれ、点滅時、常時点灯時に別々にONするようです。
"HY4D"のマーキングはトランジスタ。Trのベースにはドライブ信号きてました |
再はんだ時にかかる引っ張り力でクラックが広がっていたようです。
再はんだ途中で発見。R6(1R0=1Ω)の右側、きれいにすきまが出来てます |
はんだのぬれ性がわるく、除去して再はんだ。無事点灯です。
浸水対策(気休めとも云う)として基板にシリコングリスを塗布して組み付け。
組立て途中でテスト点灯 |
自転車へのとりつけもゴムバンドではなく、チェーンステーにタイラップ止めしていたので、振動がきびしかったのかも知れませんね。
2014/06 修理完了
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